本文へ移動
タグ付けワークフロー

Macでファイルやフォルダに一括でタグを付ける方法

更新日

Finderでは、選択した複数のファイルに同じタグを一度に適用できます。たまの一括処理ならそれで十分です。難しくなるのは、複数のタグが必要な場合、ファイルごとに処理を変えたい場合、毎週同じ操作を繰り返す場合です。

このガイドではFinder標準の一括タグ付けから始め、プリセット、絞り込み条件、ワークフローで繰り返しの一括処理を再利用できる仕組みにする方法を紹介します。

Finderで複数のファイルに一度にタグを付ける方法

  1. タグを付けたいファイルやフォルダを選択します。
  2. Finderのツールバーの「タグ」ボタンをクリックするか、Controlキーを押しながら選択項目をクリックします。
  3. 既存のタグを1つ以上選ぶか、新しいタグ名を入力します。
  4. 新しいタグはReturnキーを押して確定します。

選択したすべての項目に同じタグが付きます。Commandキーを押しながらクリックすると個別のファイルを追加でき、Shiftキーを押しながらクリックすると範囲を広げられます。1つのフォルダ内なら、通常はこれで対象をまとめられます。

「ファイル」メニューでも同じ操作ができ、Control-1〜Control-7では選択項目全体のよく使うタグを切り替えられます。「情報を見る」も使えますが、多数のファイルを選ぶと情報ウインドウも多数開く場合があり、一括処理にはあまり直接的な方法ではありません。基本から知りたい場合は、Macでファイルにタグを付ける方法をご覧ください。

同じ一括処理で複数のタグを付ける

一度の操作で複数のタグを付けられます。選択した各項目に、指定したタグ一式が付きます。

client-brief.pdf
hero-final.png
notes.md

適用するタグ
    クライアントNorth
    2026
    要確認

選択したファイルには同じタグが付きます。Finderはこの組み合わせを次回用の再利用可能な操作として保存しないため、毎回手作業で選び直します。1つの入力ミスで似たタグができることもあります。

フォルダにタグを付けるとどうなるか

フォルダにタグを付けると、タグが付くのはそのフォルダ自体です。中のすべてのファイルやサブフォルダに同じタグが自動で付くわけではありません。

プロジェクトAtlas/      [プロジェクトAtlas]
    brief.pdf
    assets/
    notes.md
タグが付くのは最上位のフォルダだけです。中の項目は変更されません。

フォルダのタグは入れ物を表すので、多くの場合はこれで十分です。ただし、中の書類も同じタグ検索で見つかることを期待していた場合には、問題になります。

フォルダ階層全体にタグを付けたい場合

ここには2つの異なる目的があります。フォルダへのタグ付けは入れ物を分類する操作です。中身へのタグ付けは、条件に合う各ファイルにタグを付け、個々のファイルがタグ検索に出るようにする操作です。

Finderには後者を切り替える設定がないため、標準的な方法はフォルダを開いてファイルを選択し、タグを付けることです。Little Taggerでは再帰処理を有効にすると、最上位のフォルダから配下のファイルとサブフォルダをまとめて処理できます。

  • 同じファイルを二重に処理しないよう、エイリアスは初期設定で除外されます。
  • 必要な場合は、エイリアスを明示的に含めることができます。

大きなフォルダには同じ処理をすべきでないファイルが含まれる場合があるため、再帰処理は意図を持って使ってください。内容が混在する場合は、後述の絞り込み条件が役立ちます。

繰り返す一括操作をプリセットとして保存する

Little Taggerのプリセットは、追加、削除、置換のいずれか1つの再利用可能な操作を保存します。複数のタグと、その操作に必要な処理オプションを含められます。

プリセット:プロジェクトへの取り込み

操作:追加
タグ:
    プロジェクトAtlas
    2026
    要確認

次の一括処理ではタグを選び直さずプリセットを再利用でき、タグ名も最初と同じ表記に保てます。再利用できるタグ付けプリセットの仕組みを見る。

実践例:フォルダ階層全体にプロジェクトのタグを追加する

目的は、フォルダ構成を崩さず、既存の状態タグにも触れずに、プロジェクトフォルダ内のすべてのファイルへ共通のプロジェクトタグを付けることです。この例のプロジェクト名は「プロジェクトHarbor」です。

プロジェクトHarbor/
    brief.pdf              [要確認]
    Assets/
        hero-final.png     [承認済み]
    Notes/
        kickoff-notes.md   [内部用]

Personal/
    receipt.pdf            [領収書]   比較用ファイル、対象外
処理前の状態です。比較用ファイルは一括処理の対象外に置き、変更されなかったことを確認します。

プリセットを1つ設定します。次の短い設定表は、自分のメモにもそのまま転記できます。

設定値
プリセット名プロジェクトHarborのタグを付ける
操作追加
タグプロジェクトHarbor
実行タイミング手動
Subfolders有効。下位階層の資料も含めます
エイリアスこの例では除外
絞り込み条件不要
  1. 無関係な項目を含めないよう、空のワークスペースから始めます。
  2. 「Add Files」、ドラッグ&ドロップ、または⌘⇧Eで「プロジェクトHarbor」フォルダを追加します。
  3. AssetsとNotes内のファイルも含めるため、「Subfolders」でサブフォルダの処理を有効にします。
  4. 実行前にワークスペース内のファイル一覧を確認します。ここにある項目が変更の対象です。
  5. 「プロジェクトHarborのタグを付ける」プリセットを手動で実行します。

例の3つのファイルで想定される結果:

ファイル変更前変更後の想定
brief.pdf要確認要確認、プロジェクトHarbor
Assets/hero-final.png承認済み承認済み、プロジェクトHarbor
Notes/kickoff-notes.md内部用内部用、プロジェクトHarbor
Personal/receipt.pdf領収書領収書、変更なし
これは例にある3つの通常ファイルを示したもので、実行時の総処理件数を保証するものではありません。

Finderで結果を確認します。Assetsを開き、hero-final.pngを選んで⌘Iを押します。「タグ」フィールドに「承認済み」と「プロジェクトHarbor」が表示されるはずです。追加操作はFinderタグだけを書き込むため、ファイル名、保存場所、内容はそのままです。

最上位のフォルダや下位フォルダ自体にもタグが付くかどうかは、実行範囲の設定によります。最初の実行後はファイルだけでなくフォルダも1つ確認してください。再利用できるプリセットの仕組みをご覧ください。プリセットが必要か迷う場合は、Finderとの比較も参考になります。

一括処理内のファイルを異なる条件で処理する

実際の一括処理は、同じ種類のファイルだけとは限りません。PDF、画像、下書き、最終書き出しが混在するフォルダでは、すべてに同じタグを付けるべきではない場合があります。

プリセットには絞り込み条件を保存でき、一致するファイルだけを処理できます。ファイルの種類、名前、日付、サイズ、既存のタグなどを条件にできます。

条件:ファイル名に「final」を含む

hero-final.png        一致
proposal-final.pdf    一致
draft.png             対象外
notes.md              対象外

絞り込み条件はプリセットと一緒に保存されるため、毎回選択範囲を手で分け直さず、タグ操作と同じ条件を再利用できます。

一括処理に複数のタグ付け手順が必要な場合

1つの操作では終わらない作業もあります。ワークフローはプリセットを順序付きの処理にまとめます。

1. 古い状態のタグを削除
2. プロジェクトのタグを適用
3. 条件に一致するファイルに「確認済み」を追加

各プリセットは順番に実行されるため、後の手順は前の手順による変更後の状態を見ます。前の手順が作った状態に応じて動作できる点で、複数のタグを同時に付ける操作とは本質的に異なります。

ワークフローをお気に入りに登録すると、⌘0〜⌘9のショートカットで開始できます。Apple Intelligence対応Macでは、ワークフローの内容をまとめた短い説明を生成することもできますが、Apple Intelligenceがなくてもワークフローは問題なく動作します。タグ付けワークフローを見る。

プリセットを順序付きのワークフローにまとめます。

タグ操作をプリセットに保存し、複数のプリセットをワークフローに組み合わせます。

繰り返し使えるプリセットと、順序付きのタグ付け手順を紹介する33秒の音声なし動画です。同じ内容のテキスト解説を下に掲載しています。

動画の内容

繰り返し使うタグ付けの設定をプリセットに保存し、プリセットをワークフローにまとめます。この例では、架空のプロジェクトファイルを使っています。

  1. サンプルのプロジェクト書類に、再び同じタグを付けます。繰り返し使えるプリセットの一部として、「Selected Tags」で「Needs Review」を選択します。
  2. 追加したフォルダ内のファイルもプリセットの対象にする場合は、「Include subfolders」を有効にします。
  3. この例のワークフローは、対象ファイルから既存のタグをすべて削除することから始まります。
  4. 次のプリセットで「2026」を追加します。
  5. 最後のプリセットで「Fox+Rabbit」と「FXR」を追加します。サンプルファイルには、同じ3つのタグが付きます。
  6. 最後の画面にはLittle TaggerとMac App Storeのバッジが表示されます。下のバッジをクリックすると、ストアのアプリページが開きます。

この例では、すべてのタグを削除するステップで、意図的にタグをリセットしています。テスト用のコピーを使い、対象ファイルとサブフォルダの範囲を確認してください。既存のタグを残したい場合は、このステップを省いてください。

ファイルやフォルダは、自分でLittle Taggerのワークスペースに追加します。設定済みのプリセットやワークフローは、その後すぐに、少し待ってから、または手動で実行できます。Little Taggerはフォルダを監視しません。

実行方法はタグ付けワークフローの概要をご覧ください。既存のタグを残しながらプロジェクトのタグを追加したい場合は、フォルダ階層の実践例に戻って確認できます。

一括処理のタイミングを選ぶ

プリセットやワークフローは、手動、即時、3秒後、10秒後に実行できます。

複数のファイルをワークスペースに追加するときは、短い待ち時間を設けると、すべてが揃ってから処理を始められます。先に対象を確認したい場合は、手動実行を選びます。

ファイルをLittle Taggerに追加するタイミングは自分で決める

ワークスペースへの追加方法は、グローバルショートカット⌘⇧E、ドラッグ&ドロップ、アプリ内の「Add Files」の3つです。

自分で選んだファイルやフォルダをワークスペースへ送ることから始まるため、バックグラウンドの動作ではなく、自分で決めたタイミングでタグ付けできます。

どの一括タグ付け方法を使うべきか

状況適した方法
選択した少数のファイルに一度だけ同じタグを付けるFinder
選択した複数のファイルに一度だけ同じ数個のタグを付けるFinder
同じタグの組み合わせを定期的に使うLittle Taggerのプリセット
一括処理内のファイルごとに処理を変えるプリセットの絞り込み条件
フォルダ階層を再帰的に処理するLittle Taggerの再帰処理
複数のタグ付け手順を順番に実行するLittle Taggerのワークフロー

一括タグ付けのもう2つの例

デザインや写真の書き出し

書き出し先のフォルダには、作業用ファイルと納品用ファイルが混在しがちです。ファイル名や種類で絞り込むと、プリセットを最終書き出しだけに適用し、下書きは変更せずに済みます。

業務書類

毎月の請求書一式に、顧客、年、会計処理の状態を付けます。ワークフローで前月の状態を先に削除すれば、同じファイルに2つの状態が残るのを防げます。

一括タグ付けで変わるのはタグだけ

Little Taggerのタグ操作はFinderタグを変更します。ファイル名、保存場所、内容は変更されません。書き込まれるのは標準のFinderタグなので、Finderや対応するほかのMacアプリから引き続き読み取れます。

よくある質問

Finderで複数のファイルに一度にタグを付けられますか?

はい。Finderでファイルを選び、ツールバーの「タグ」ボタン、「ファイル」メニュー、またはショートカットメニューを使います。選択した各項目に同じタグが付きます。

1つのファイルに複数のFinderタグを付けられますか?

はい。ファイルやフォルダに複数のFinderタグを同時に付けられます。プロジェクト、年、状態などを一緒に表せるのがタグの利点です。

フォルダにタグを付けると、中身すべてにも付きますか?

いいえ。フォルダのタグはそのフォルダ自体を表します。中のファイルやサブフォルダには自動では付きません。

フォルダ配下に再帰的にタグを付けるには?

Finderには再帰的なタグ付け設定がないため、標準的な方法はフォルダを開いてファイルを選択し、タグを付けることです。Little Taggerではサブフォルダの再帰処理を有効にすると、フォルダとその下のファイルやサブフォルダを処理できます。

Little Taggerの同じ一括処理で、ファイルごとに違うタグを付けられますか?

はい。プリセットには、ファイルの種類、名前、日付、サイズ、既存のタグに基づく絞り込み条件を設定でき、一致するファイルだけを処理します。複数のプリセットで同じ一括処理の別々の対象を扱えます。

Little Taggerはフォルダを自動で監視しますか?

いいえ。Little Taggerはワークスペースを中心に動作します。⌘⇧E、ドラッグ&ドロップ、「Add Files」で追加したファイルに、プリセットやワークフローを実行すると処理が始まります。

Little Taggerはエイリアスを処理できますか?

同じファイルを二重に処理しないよう、エイリアスは初期設定で除外されます。必要な場合は明示的に含められます。

一括タグ付けでファイルが移動したり名前が変わったりしますか?

いいえ。Little Taggerのタグ操作が変更するのはFinderタグだけです。ファイル名、保存場所、内容はそのままです。

出典と関連情報

タグを、思い通りに。

ファイルを数秒でタグ付け。繰り返す作業を自動化し、タグ全体をすっきり管理できます。 プライバシーを大切にする、Macのためのネイティブアプリ。

Mac App Storeからダウンロード

7日間無料体験 · アカウント不要 · macOS 15以降 · Appleシリコン