Little TaggerとAppleのショートカットでファイルにタグを付ける方法
Appleのショートカット内でLittle Taggerのアクションを使うと、渡したファイルにタグを付けたり、プリセットを再利用したり、保存済みワークフローを実行したりできます。簡単なFinderのクイックアクションから始め、繰り返すタグ付け作業に合わせて調整しましょう。
このガイドは自動化を作るAppleの「ショートカット」アプリについてのもので、キーボードショートカットの説明ではありません。Little Tagger内のキー操作はキーボードショートカットとメニューバーを使うをご覧ください。Finderのキーボードショートカットはこちら。
始める前に
- Little Tagger 2.1.0以降。
- macOS 15以降を搭載した、対応するAppleシリコンMac。
- 無料トライアルまたは購入による、Little Taggerのタグ付け機能へのアクセス。
- Appleの「ショートカット」アプリ。
- ローカルで利用でき、Little Taggerがアクセスできる元ファイル。
- 「Apply Existing Tags」用の保存済みタグ、または各アクション用の保存済みプリセットやワークフロー。
Little Taggerの「Settings」→「General」→「Allow Shortcuts to Apply Tags, Presets, and Workflows」で、ショートカットからの操作を許可しておく必要があります。
既存のタグを付けるFinderのクイックアクションを作る
この例では、選択した書類に保存済みの「To Review」タグを追加し、ほかのタグは残します。「To Review」は例なので、作業に合う保存済みタグを選んでください。
- 「ショートカット」を開き、新しいショートカットを作成します。
- 「Tag for Review」など、分かりやすい名前を付けます。
- ショートカットの詳細を開き、「クイックアクションとして使用」をオンにして、Finderを有効にします。
- ファイルを受け取るように設定します。最初の例は通常のファイル向けで、フォルダ向けではありません。
- アクションライブラリで「Little Tagger」を検索します。
- 「Apply Existing Tags」を追加します。
- 「Tags」パラメータで、使いたい保存済みタグを選びます。
- 「Files」パラメータに「ショートカットの入力」を指定します。
- Finderで少数の元ファイルを選び、「クイックアクション」から「Tag for Review」を実行します。
- Finderでファイルのタグを確認します。選んだタグが追加され、無関係な既存のタグは残っているはずです。
スクリーンショットではタグの選択画面を開いており、入力がない場合の代替処理は「Get Clipboard」になっています。上の手順では、代わりにFinderからファイルを渡します。Finderからの入力なしで実行すると、設定した代替処理が動く場合があります。クリップボードのテキストや転送されたコピーは、元ファイルへの参照の代わりにはなりません。
Finderでのクイックアクションの表示は、macOSのバージョンによって異なる場合があります。お使いのバージョンに合うAppleの作業中にショートカットを実行する手順に従ってください。
保存済みプリセットを適用する
プリセットは繰り返すタグ操作と設定をまとめて保存します。毎回同じタグやオプションを選ぶ代わりに、ショートカット内でプリセットを選びます。
これは別の方法として試してください。前のアクションを置き換えるか別のショートカットを作り、2つの例を意図せず連続実行しないようにします。
- Little Taggerでプリセットを用意して保存します。
- ファイルを受け取るショートカットに「Apply Preset」を追加します。
- 「Mark for Review」、または自分で保存したプリセットを選びます。
- 「Files」パラメータに「ショートカットの入力」を指定します。
- 少数のテスト用ファイルを選んで実行します。
- Finderで結果のタグを確認します。
「Mark for Review」は保存済みプリセットの例で、すべての利用者に付属する組み込みプリセットではありません。先に自分のプリセットを作り、アクション内で選んでください。スクリーンショットは設定画面です。渡したファイルでショートカットを実行したときだけ、タグが付きます。
保存済みワークフローを実行する
ワークフローは、保存済みプリセットを決められた順番で実行します。複数のタグ付け手順が必要な場合は「Run Workflow」を使います。
アクションを「Run Workflow」に置き換え、保存済みワークフローを選び、「ショートカットの入力」で元ファイルを渡してFinderで結果を確認します。例えば、確認作業の手順は次のようにできます。
- 古い確認状態のタグを削除します。
- 現在のプロジェクトのタグを追加します。
- 新しい確認状態を追加します。
適切なアクションを選ぶ
| アクション | 目的 |
|---|---|
| Apply Existing Tags | ほかのタグを残したまま、保存済みタグを追加します。 |
| Apply New Tags | 指定した名前でタグを作成して追加します。 |
| Replace Tags | ファイルの既存のタグを選択したタグに置き換えます。選択していないタグは削除されます。 |
| Remove Selected Tags | 選択したタグだけを削除し、ほかのタグは残します。 |
| Remove All Tags | 渡したファイルから、すべてのFinderタグを削除します。 |
| Apply Preset | 保存済みプリセットとその処理設定を適用します。 |
| Run Workflow | 保存済みプリセットをワークフローの順番で実行します。 |
| Open Preset / Open Workflow | 保存済みの項目を開いて選択しますが、タグ操作は実行しません。 |
ファイル入力と結果を理解する
- タグ付けアクションには、別のアクションが転送した一時コピーではなく、元ファイルへのアクセスが必要です。
- タグを直接操作するアクションは元ファイルを処理し、フォルダやエイリアスは展開しません。
- 「Apply Preset」と「Run Workflow」はファイルやフォルダを受け取れます。フォルダの処理方法は保存済みプリセットやワークフローの設定によるため、フォルダを渡しても中のすべてのファイルにタグが付くとは限りません。
- タグ付けアクションは元ファイルへの参照を返し、ショートカットの後続手順で利用できます。
- Little Taggerが変更するのはFinderタグだけです。これらのアクションでファイルを移動したり、名前を変えたりすることはありません。
ショートカットから直接実行するアクションは、コピーしたリンクやLittle Taggerのワークスペースの再生ボタンとは別の仕組みです。リンクからの実行はRaycast Quicklinksガイドをご覧ください。
トラブルシューティング
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| Little Taggerのアクションが見つからない | 2.1.0以降がインストールされているか確認し、Little Taggerを開いてからショートカットの編集画面を開き直します。 |
| ショートカットのアクションが無効になっている | 「Settings」→「General」→「Allow Shortcuts to Apply Tags, Presets, and Workflows」を確認します。 |
| ファイルが渡されていない | Finderからの入力と、「ショートカットの入力」の接続を確認します。 |
| 元ファイルへのアクセスエラー | テキスト、生成された内容、一時コピーではなく、元ファイルへの参照を渡します。 |
| 保存済みのタグ、プリセット、ワークフローが見つからない | アクション内で、存在する項目を選び直します。 |
| 何も変わらない | 選んだアクション、プリセットの条件、目的のタグがすでに付いていないかを確認します。 |
| 別の処理が実行中 | 完了を待ってから、ショートカットをもう一度実行します。 |
| 利用権限が必要 | Little Taggerを開き、トライアルまたは購入の状態を確認します。 |
| Finderにクイックアクションが表示されない | ショートカットのクイックアクション設定と、お使いのmacOS向けのAppleのFinder機能拡張の手順を確認します。 |
これらの操作に、Little Taggerへのフルディスクアクセスは必要ありません。ファイルにアクセスできない場合は、ファイルが見つからない、またはタグが変わらない場合の対処をご覧ください。